JHCの活動/活動方針・報告

HIVをめぐる今日の状況

更新日:2017年7月12日

世界の状況

HIVとともに生きる人々

□2015年には、3,670万人 [3,400-3,980万人] が、HIVとともに生きている。
1,700万人が抗HIV治療を受けている。

HIV新規感染

□HIV新規感染は、2010年以降6%減少している。

□こどものHIV新規感染は、2010年以降50%減少している。

エイズ関連死

□エイズに関連する死亡は、最も多かった2005年以降45%減少した。

抗HIV治療

□2015年12月には、1700万人のHIV陽性者が抗HIV治療を受けており、2015年6月の1580万人、2010年の750万人から増えた。

HIV・結核の重複感染

□HIV陽性者の結核に関連する死亡は、2004年以降32%減少した。

《以上、UNAIDS「ファクトシート2016年」 より》

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日本の状況(1)

《平成27年 年間報告(確定値)》

【概要】

  1. 今回の報告期間は平成26年12月29日〜平成27年12月27日までの約1年間。
  2. 新規HIV感染者1,006件(前年1,075件)で過去8位。
  3. 新規AIDS患者428件(前年445件)で過去8位。
  4. HIV感染者とAIDS患者を合わせた新規報告数は1,434件(前年1,520件)で過去9位。
    ※これまでの最高は、平成25年(確定値)でHIV感染者1,106件、AIDS患者484件、合計1,590件。

【感染経路・年齢等の動向(確定値)】

  1. 新規HIV感染者:
    • 同性間性的接触によるものが691件(全HIV感染者報告数の約69%) (前年は778件で72%)
    • 異性間性的接触によるものが196件(全HIV感染者報告数の約19%) (前年は179件で17%)
    • 静注薬物によるものは2件(前年は8件)
    • 母子感染によるものは1件(前年は2件)
    • 年齢別では、特に20〜30代が多い。
  2. 新規AIDS患者:
    • 同性間性的接触によるものが250件(全AIDS患者報告数の58%)(前年は255件で57%)
    • 異性間性的接触によるものが95件(全AIDS患者報告数の22%)(前年は115件で26%)
    • 静注薬物によるものは3件(前年は6件)
    • 母子感染によるものは0件(前年は1件)
    • 年齢別では、特に30歳以上が多い。なお、50歳以上が約27%を占めている。

【検査・相談件数の概況(平成27年1月〜12月)】

  1. 保健所等におけるHIV抗体検査件数(確定値)は128,241件で過去9位(過去最高は平成20年177,156件)
  2. 保健所等における相談件数(確定値)は135,282件で過去17位(過去最高は平成20年230,091件)

【まとめ】

  1. 新規HIV感染者報告数と新規AIDS患者報告数は平成26年に引き続き減少した。女性の新規HIV感染者報告数は過去3年間、46、50、58件と数は少ないが増加傾向を示した。
  2. 新規HIV感染者及び新規AIDS患者報告の感染経路としては、性的接触によるものが8割以上で、男性同性間性的接触によるものが多い。HIV感染症は予防が可能な感染症である。HIVに感染していない者においては、適切な予防策をとること、HIVに感染した者においては、まずは自分の感染を知ることが、今後の感染拡大を防ぐために重要となる。国民の皆様には、保健所の無料・匿名での相談や検査の機会を積極的に利用頂きたい。
  3. 献血における10万件当たりの陽性者件数は昨年に比して減少した。血液製剤によるHIV感染を防ぐため、HIV感染症が疑われる場合、国民の皆様には保健所での無料・匿名検査を積極的に利用頂きたい。
  4. 新規HIV感染者・AIDS患者報告数に占めるAIDS患者報告数の割合は、約3割のまま推移している。早期発見は個人においては早期治療、社会においては感染の拡大防止に結びつく。自治体におかれては、エイズ予防指針を踏まえ、引き続き利便性に配慮した検査相談体制を推進して頂きたい。

《以上、厚生労働省エイズ動向委員会・委員長コメント より》

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日本の状況(2)

このような日本の現状を踏まえ、「共に生きる社会」の実現へ向け、JHCとして更に尽力する必要性を痛感している。

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JHCをとりまく現状

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